戸隠神社五社巡りへ
バスと徒歩のみ
時は10月下旬、長野県は戸隠神社に行ってきた。
私はペーパードライバーのため車は使えず、バスと徒歩で五社すべてを回ってきた。
戸隠神社自体はとても素晴らしい場所だったのだが、徒歩・バスを使う場合、けっこう注意した方が良い箇所があったので今回は実際に私が通ったルートや所要時間などを共有したいと思う。
長野駅からバスに乗車
まずは長野駅からバスに乗って戸隠神社へ向かう。
長野駅善光寺口を出たら向かいのドンキホーテを目指すと、すぐそばに「アルピコ交通長野駅前交通案内所」がある。(下の画像の青い看板のところ)
今回私は利用しなかったがここではお得な切符なども販売されている。
バス乗車時刻は8:30。だいたい一時間に一本は戸隠行き便があるようだ。
乗車場所は上記の画像に写っている案内所前の7番乗り場。
ここで予想外だったのが、意外と乗車人数が多かったことだ。
よく考えれば人気観光地だしこのときは全国旅行支援キャンペーンの真っ最中で、満席どころか座れない人も大勢いるような状態だった。
実は上の画像、目線が高く見えるのは列が長くなりすぎて建物前の歩道橋の階段まで押し込まれているためなのだ。
まあ戸隠神社を回るとなれば一日仕事なのでここまで混んでいるのは朝だけかもしれないが、座れないと戸隠神社まで一時間近く立たされることになるので、心配ならば早めに乗り場にいくことをおすすめしておく。
戸隠神社五社巡りのルートと所要時間
まずは宝光社
バスに揺られること約1時間、9:27に「戸隠宝光社」に到着。
この宝光社から回るのがおすすめのルート。
それにしても寒い。
当日(10月下旬)長野市内の気温は最高14℃くらいだったのだが、それより明らかに寒い。
標高が高いこともあって長野市内より5℃くらい寒いそうだ。
フリースにダウンベストを重ねても歩いてないと寒かったので服装は注意しよう。
宝光社までは洗礼のようにそびえる長い階段を登らなければならない。
が、一応横に救済で緩めの坂も用意されている。
休みながら階段を登りきると宝光社本殿に到着。
社務所にて御朱印を頂き次へ向かう。
所要時間は約20分、9:45に宝光社を出発した。
2番目は火之御子社
次は「火之御子社」。
宝光社社務所とは反対の方向にある「神道(かんみち)」と呼ばれる参道を行く。
しばらく進むと案内板があり、火之御子社に行く道と中社に行く道に分かれるが、先に火之御子社に行くのでそちらに進む。
ちなみに戸隠は熊の目撃情報が多いそうだが、確かにこの辺は熊が出てもおかしくなさそうな雰囲気だった。
ただ人が多く通るのでここまで顔を出すことはそんなにないだろう。一応心配なら熊鈴などを用意するといいかもしれない。
宝光社から10〜15分ほど歩いて火之御子社に到着。
火之御子社は社務所がなく、ここでは御朱印をもらえないので次の中社でまとめて頂く。
10:05に火之御子社出発。
3番目は中社
火之御子社に向かって左側の道を通って中社へ。
この区間は普通の住宅地みたいな所を通っていく。
ちょっと入り組んでいるところもあるが、案内があるので確認しながら進む。
約10分ほど歩き、10:15に中社到着。
また階段を登って中社本殿へ、御朱印ももらう。
ここは人が多かった。
次の九頭龍社、奥社(この2社は同じ境内にある)は遠く離れており、徒歩で行くのは現実的ではないためここだけはバスを利用する。
前述の通りこの路線のバスは一時間に一本くらいしか通ってないので時間の管理には注意しよう。
私は食べなかったが、この中社周辺には戸隠名物のそば屋が何軒かあるのでここで昼食を取るのもいいだろう。
4番目九頭龍社、5番目奥社へ
バス乗り場は中社から来たときに見たであろう案内所のようなところの前。
奥社方面へ行くときの乗り場はこっち。
なお本来であれば10:42にバスが到着する予定だったのだが、冒頭で書いた通りこの日はものすごく混んでいて20分以上バスが遅延していた。
そのため予定より遅く、11時過ぎにバスに乗り込んだ。もちろん立ち。
ただ中社から奥社入り口まではバスで10分くらいなので立ちでも問題はない。
11:10頃に奥社入口に到着。
ここからは戸隠神社最大の見せ場、約2kmに及ぶ奥社参道を往復しなければならない。
入口、下馬せよとのこと。
長い直線が続く。杉並木が凄い。
終盤の一番きつい所で坂&階段。東京競馬場かな?
ただご高齢の方も普通に多数参拝に来ていたのでそこまででもないかもしれない。
30分ほど歩き、11:45分に九頭龍社、奥社に到着。
すぐ近くに奥社。
社務所にて2社の御朱印を頂き、もと来た奥社参道を引き返す。
12:15分くらいに再び参道入口に到着。
私はかなり飛ばし気味に歩いたので1時間ほどで戻れたが、やはり前情報通り最低でも奥社参道往復+参拝で1時間半は見積もっておいた方がいいと感じた。
帰りのバス停は、対向車線から入口の石碑が見えるところ。
帰りは奥社からなので行きより時間が掛かり、12:27→13:38と一時間以上要した。
ただ行きと違って時間がバラけるためか帰りは全員座れるくらいの人数しかいなかった。
これにて戸隠神社五社巡り完了、バスの遅延があったとはいえ全行程で5時間以上掛かった。
戸隠神社五社巡りルート・所要時間まとめ
では最後にルート、所要時間をまとめてみる。
- ①8:30
長野駅でバスに乗車
- ②9:27
宝光社に到着
- ③9:45
宝光社から徒歩で火之御子社へ
- ④9:55
火之御子社到着
- ⑤10:05
火之御子社から徒歩で中社へ
- ⑥10:15
中社到着
- ⑦11:00
中社からバスで奥社方面へ(20分以上のバス到着遅延あり)
- ⑧11:10
奥社入口到着、参道往復、九頭龍社・奥社参拝
- ⑨12:15
奥社入口(帰り)に到着
- ⑩12:27
奥社入口からバスで長野駅へ
- ⑪13:38
長野駅到着
注意点
- 長野市内よりかなり寒い
- 時期・時間によってはバス混む、早めに並ぶ
- 別社の社務所でもらわなければいけない御朱印がある
- 冬季は行けないところがある
こんなところだろうか。
戸隠神社を参拝する際に車を利用しない方はぜひこのルートを参考にしてもらいたい。
コメント