重量級グラフィックボードを支えるグラボホルダー
先日玄人志向のグラフィックボードRTX3060Tiについてのレビュー記事を書いた。
この記事内にも書かれているが、グラボ本体の重さは約1kgほど。
見た目には大丈夫そうだったが、これくらい、もしくはこれ以上重たいグラフィックボードの場合、ケースの固定具合によっては先端が垂れ下がってしまう可能性がある。
それを支えるのがグラフィックボードホルダー(VGAステーやサポートとも言う)だ。
今回は見た目強化のことも考えて(というか今回はそっちが主な目的)upHereのグラフィックボードホルダーを買ったのでそちらのレビューを行う。
upHereのグラボホルダーをレビュー
upHereのグラボホルダーをレビュー①開封・外観
ではさっそく開封。
このupHereというブランドだが、どうやら中国のnovonestという会社のものらしい。
らしいというのは調べてもAmazonなどの製品販売ページしか出てこず、会社概要などは確認できなかったからだ。
こちらが本体。素材は鉄らしい。
ARGB対応で光るのでそのケーブルが伸びている。
サイズはL276mm×W3mm0×H10mm。
これはケースに固定するネジとグラボ接地部分に貼るゴムパッド。
内容物はこれくらいだ。
upHereのグラボホルダーをレビュー②取り付け
では取り付けていく。
といっても工程は少ない。
まずはホルダー本体のグラボ接地部分にゴムパッドを貼り付ける。
そしてケース後方の拡張カードスロットを開ける。
これはケースやグラボの縦サイズにもよるが、今回の場合はスロットを3つ開けなければならなかった。
拡張カードスロットが残り少ない場合は注意しよう。
サイズによってはバー部分をスライドさせてグラボに合わせる。
注意点としては、ゴムパッド部分がファンに巻き込まれない位置に固定することが重要だ。
ARGBケーブルをつないだ全体図はこんな感じ。
ちなみにARGBケーブルはマザーボードのARGBヘッダーに直接挿すメスコネクタと、ARGBハブや分岐ケーブルにつなぐオスコネクタの2つ構成になっている。
先端のオスコネクタまでの全体のコード長は約62cmで、中間部分のメスコネクタ分岐部分までは約45cmくらいだ。
上の画像でも分かる通り、ケースのサイズやマザーボードのヘッダーの位置によっては若干短いかもしれない。
私は後に延長分岐ケーブルを購入した。
光らせるとこんな感じ。
ちなみにこのグラボホルダーは、ASUSの「Aura Sync」などマザーボード各社のライティング制御機能に対応している。
正直1kgくらいのグラボにはなくてもいいと思うが、見た目がよくなる(感じ方は人によるけど・・・)し、2000円しないので、ある程度以上重いグラボを使っていて、かつスロットが空いているなら購入を検討してみてもいいだろう。
なお、この製品には黒いモデルがあったり光らないモデルがあったりと、色々バージョンがあるので購入する際はしっかり確認しよう。
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