旅行の際にAnkerのモバイルバッテリーを購入
ここ数記事、サンライズ出雲号に乗車して出雲に行った時の記事を書いているが、サンライズ出雲号の個室寝台はけっこう快適なのだがコンセントが一つしかないというのがネックだった。
事前にそれを知っていたため、補助としてモバイルバッテリーを新調することを決意。
購入したのはみんな大好きAnker社の「PowerCore Slim 10000 PD 20W」だ。
今回はこの製品のレビューと実際に使用していて気になった点をお伝えしたいと思う。
Anker PowerCore Slim 10000 PD 20Wの外観レビュー
サイズはiPhoneと同じくらいか
まずは付属品から。
![付属品](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1103-e1638268958990-800x600.jpg)
モバイルバッテリー本体と、トラベルポーチ、取扱説明書、USB-C&USB-Cケーブル、USB-A&Cケーブル(写真撮り忘れた)が同梱されている。
![本体画像](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1104-800x600.jpg)
本体はこんな感じだ。Ankerの製品は年々スマートな作りになっていっている気がする。
カラーはブラック、ブルー、グレーグリーンがあり、今回はブルーをチョイス。
サイズは約150 x 69 x 15mm、重さは約212g。
手に持ってみるとこのようなサイズ感になる。私の手のサイズはたぶん一般男性並みだと思う。
![手との比較](https://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1109-e1638269392384-500x667.jpg)
個人的には意外と大きいなと思った。
こちらは以前使っていたiPhone XSとの比較。
![iPohneとの比較](https://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_0001-500x667.jpeg)
大体iPhoneと同じくらい、機種によっては少し大きいくらいと思っていただければいいだろう。
薄め。ポートはUSB-AとUSB-Cの2つ
薄さに関してはなかなかのもので約1.5cmだ。
![USBポート](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1105-800x600.jpg)
ポートは2つ。
左がAnker独自の急速充電技術PowerIQ対応のUSB-Aポート、右がより高出力なPowerDelivery(PD)対応のUSB-Cポートである。
近年はApple社製品を中心にUSB-C対応の製品が増えているが、まだまだUSB-A対応の製品も多く所有しているので、両対応しているという点は今回モバイルバッテリーを選ぶ際に必須の条件とした。
Anker PowerCore Slim 10000 PD 20Wの性能レビュー
大容量の10000mAh
このPowerCore Slim 10000 PD 20Wは「大容量」に分類してもいい10000mAh(ミリアンペアワー)となっている。
公式にも売りとして記載してあるが、本モバイルバッテリーがフル充電の状態ならばiPhone13を約2回、iPad mini5を1回と少し充電することができる。
![Anker公式](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/09acec64be033d8cda5f50a2fb3d368f-800x234.png)
先日の旅行をした際に実際に使用してみたが、iPhoneを写真、動画撮影、Youtube閲覧などで使い倒しても1日に2回充電が切れるということはないので十分すぎる容量である。
モバイルバッテリーの中にはもっと大容量のものもあるが、iPhoneやiPadメインで使うならこのくらいでもまったく問題ないであろう。
ただし、右のUSB-Cポート単体での使用なら20Wという出力をフルに使えるが、両方のポートを同時に使うと合計18Wに出力が落ちるので速度を求める場合は単独ポートでの使用をおすすめする
PD対応のケーブルと充電器なら本体充電も早い
容量が大きいモバイルバッテリーの場合、本体の再充電の時間はネックになるだろう。ものによっては一晩寝ても充電が終わっていないというケースもある。
このPowerCore Slim 10000 PD 20Wも、通常の充電時間(空からフル)は約9時間と長い。
しかし、Power Delivery対応の充電器とケーブル(ケーブルは付属のUSB-Cケーブルが対応している)を使えば約4.5時間まで充電時間が短縮できるのだ。
これはこの容量のモバイルバッテリーとしてはかなり早い充電時間だろう。
私の持っているガジェットでは、ちょっと前に記事を書いたAnker PowerPort Atom III 63W SlimがPDに対応しているのでこちらで充電している。
![急速充電](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1113-e1638273459390-800x600.jpg)
充電器の記事はこちら↓
ちなみに充電状態は4つのLED表示で表される。
![充電状態](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1111-2-e1638274189866-800x600.jpg)
低電流モードが搭載されている
このAnker PowerCore Slim 10000 PD 20Wには「低電流モード」という機能が搭載されている。
これはフルパワーでの充電より繊細な電力コントロールが必要になるウェアラブル機器(イヤホンなどの小型機器)を充電する際に推奨される充電モードだ。
モード切り替えは簡単で2秒間ボタンを押し続けるか、2回ボタンを押せば発動する。LEDの一つがグリーンになれば低電流モードになっている。
![低電流モード](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1112-e1638274344284-800x600.jpg)
ボタンを一回押せば元のモードに戻る。
Anker PowerCore Slim 10000 PD 20Wを使っていて気になった点
実際に旅行の際にこの製品を使って、感じた不満はほぼない。
上記の通りiPhoneに使うなら容量は十分だし、本体充電速度も文句なし。
ただし一つ。
1日十時間くらいずっと持ち歩いて使っていると、サイズの大きさは個人的に少し気になった。
薄さは素晴らしいのだが、ポケットやかばんに入れると若干かさばる感じはする。これも上に書いたが、iPhoneをもう一台持ち歩いているような感じだ。
工夫すればいくらでも克服は可能だと思うが、長時間持ち歩き続ける場合は少し対応を考えたい点だ。
![サイズ感](http://shikaolog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_1107-800x600.jpg)
いくつか類似製品あり
紹介してきた通り、この製品は容量の大きさ、本体充電速度ともにクオリティの高い製品なので遠出やビジネス使いなどに非常におすすめだ。
ただし同じAnker社の製品で、ワイヤレスにも対応していたり20Wのポートがなかったりなど微妙に仕様が違うケースがあるのでそこは注意しよう。
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