モニターアームを導入
先日、作業効率向上のため安いモニターを購入してデュアルディスプレイ環境を作った。
のはいいのだが、そのままだと私は自宅の机があまり大きいものではないので机上のスペースが狭くなってしまった。
いくつか解決方法を考えたが、モニターをスタンドではなくモニターアームで固定するとスペースが広く使えるのでこちらの方法を選ぶことにした。
購入したのはグリーンハウスという東京の会社のモニターアーム。
今回は作業手順なども含めこちらのレビューを行っていきたい。
グリーンハウスのモニターアームをレビュー&組み立て
開封
さっそく開封の儀。
想像していたよりゴツい。
なお組み立てに必要な工具、ネジ類などはすべて付属してくる。
ちなみにタイトルにわざわざ「白い」とつけているが黒いモデルもある。
仕様・注意点
ざっと外観を見たところで仕様を紹介。
対応規格 | VESAマウントインターフェース規格(FPMPMI)75mm/100mm |
耐荷重 | 2kg~6.5kg ※2kg未満の液晶ディスプレイは使用できません。 |
対応サイズ | 17~27インチまで |
可動範囲 | チルト:上90°/下45° パン:左90°/右90° 回転:左180°/右180° |
寸法 | W117×D478×H570(mm) |
重量 | 約2.1kg |
取付可能天板 | 厚さ 10mm~80mm 奥行 100mm以上 幅 95mm以上 |
ちなみにこのグリーンハウス社のモニターアームはかなり種類が豊富だが、今回私が購入したのはガススプリング式の「GH-AMDJ1シリーズ」というモデルだ。
まず対応規格だがモニターアームでは一般的な規格であるVESA規格(75mm、100m)対応となっている。
逆に言うとVESA規格に対応していないモニターには取り付けられない。
対応サイズは「17~27インチまで」、耐荷重は「2kg~6.5kg」となっているので、大きくて重すぎるモニターには対応していない。
可動範囲に関してはこの後、実際の画像を紹介する。
そして重要なのが取り付ける机(天板)の寸法だ。
厚さ、奥行、幅、どれもある程度のスペースを求められるのでしっかり自分の環境を確認しておくことが大事となる。
実は詳しくは組み立ての部分で後述するが、私の机は厚さが10mmあるかないかくらいで非常に微妙だったので天板を木材で補強した。
組み立て
では組み立てていく。
まずはクランプで机(天板)を挟んで締め付ける。
上に書いたように私の机は天板が薄いのでホームセンターで厚めの木材を買ってきて一緒に挟んだ。
そしてスタンド部分、アーム本体の順で取り付けていく。
細かい作業工程は説明書に全部書いてあるのでその通りに進める。
ちなみにモニターアームには、このグリーンハウス社製品もそうだが一つで複数のモニターを取り付けられるモデルも存在するが、どうも取り回しが不自由になるケースが多いとのことなのでシングルタイプを2つ取り付けた。
こうしてスタンド部分を見ると分かるが、上記の寸法通りある程度のスペースを要求されるので注意。
ではモニターを取り付けていく。
モニターのスタンドを外したら、まずは上のネジ2つを引っ掛けて仮止めし、その後に4つすべてのネジを締める。
私は頑張って一人で取り付けたが、正直誰かに手伝ってもらった方がやりやすいと思う。
ケーブルガイドがついているのでケーブル類の収納も可能。
ここで組み立ての際の注意点を一つ。
必要な寸法は上に書いた通りなのだが、それ以外にも机後ろのスペースは広めに取った方がいい。
↓の画像のように動かし方によってはアームの肘の部分が後ろに張り出すので机裏にスペースがないと壁や家具などにぶつかってしまうことがあるのだ。
なのであらかじめ机裏のスペースは確認、調節しておいた方がいいだろう。
アームの固さは2箇所の関節部分で行う。
調節完了後がこちら。
このモニター達はスタンドがない状態で右が3.59kg、左が2.9kgなのだが今の所垂れ下がることもまったくなく使えている。
上で可動範囲「チルト:上90°/下45°、パン:左90°/右90°、回転:左180°/右180°」と紹介したが、色々動かしてみよう。
上に動かす。
左右180°回転。
ほぼ真上も向ける。
少し分かりにくいが下にも少し倒せる。
当然縦置きも可能。
もちろん前後にも動かせるし大抵の人はこれくらい可動範囲が広ければ十分なのではないだろうか。
グリーンハウス社製モニターアームの良かった点と気になった点
良かった点①作業スペースの広がり
ここからはしばらくグリーンハウス社製モニターアーム使ってみた感想をお伝えする。
まず良かった点だが、これはこの製品に限った話ではないが机の上のスペースがかなり広く取れるようになったことだ。
スタンドがなくなった分そのスペースを使うことができるようになり、卓上スピーカーや小物入れなどを配置できて見栄えも良くなった。
良かった点②コスパ◎
そういえば価格帯を書いていなかったが、私が購入したサイト、時期だと1つ4,000円くらいだった。
有名なエルゴトロンのモニターアームなんかは品質は確かにいいのだが5倍くらいの値段がする。
その点、紹介してきたように安定性、可動範囲ともに優秀でこの価格はコストパフォーマンスに優れると言っていいだろう。
気になった点、「動きは固め」
次に使っていて気になった点だが、アームの動き自体は結構固めだった。
上記の通り調節はできるのだが、それでも固めに感じた。
もしヌルヌル動くモニターアームを使った事がある、もしくは頻繁にモニターを動かす人ならばここは若干不満を感じるかもしれない。
ただ私は一回モニターの位置を決めたらほとんど動かすことはないので特に問題はないと思っている。
グリーンハウスのモニターアーム総評
モニターアームを取り付けてしばらく経ったが、垂れ下がることもなく使用できている。
上記の通りアームの動きが固いという欠点はあるものの、個人的には問題にはなっていない。
それよりも高額なものが薦められやすいモニターアーム界隈にあって(個人的感想)、この価格は非常に魅力的だと思う。
初めてモニターアームを買うような人に非常におすすめできる。
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